「スバル サンバー TT2 ブレーキキャリパーOH」

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サンバー エンジン整備
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サンバー ブレーキ整備
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リヤホイールシリンダー交換
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セルモーター脱着
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クラッチスイッチ交換
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ドアミラー交換 TT2
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バンの車体番号・エンジン番号の位置
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ヘッドライト調整
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ワイパーオートストップ効かない
燃料タンク交換
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車体番号エンジン番号位置
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締め付けトルク・整備データ
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スバル サンバー
型式 TT2

ブレーキキャリパーをOHしました


サンバー ブレーキキャリパーOH


ブレーキキャリパーをOHするにはキャリパーを車から取り外さないといけません。

車からキャリパーを取り外す方法は2つあってブレーキホースごと外すか
それともキャリパーとブレーキホースの部分から切り離すかのどちらかになります。

キャリパーとブレーキホースを今回は切り離すことにしましたが、
その場合、新品のパッキンが必要になります。


ブレーキホースとキャリパーをつないでいるユニオンボルトを緩めます。12mm。

緩めたら、また少し締めておく。


続いてキャリパーをブラケットから外します。この状態でブレーキペダルをあおって
油圧でピストンを抜きます。














ブレーキオイルが一気に漏れますので下に容器をセット


ペダルを何回もポンピング。


こんな感じでピストンが飛び出てきます。


ピストンを抜いたら、ブレーキホースの取り付けを外してキャリパーを車体から取り外します。
最初に緩めておいたのは、キャリパーをブラケットに外した状態だと
緩めにくいからです。


ここからOH開始。キャリパーについている古いシールゴムを取り外します



細いマイナスドライバーでこじってゴムを外します

これでひたすら掃除をします。

キャリパーOHでキモとなってくるのは、きちんとサビを落としてあげるということ。
ブレーキに異常があってOHする場合は、大体が錆びていたりしています。その場合錆びたまま新品のシールキットを組み込んでも

ピストンが中に入らないことがよくあるんです。



シールゴムが入る部分が大体錆びているので、マイナスドライバーなどできれいに掃除します。



これがOHするために必要な部品。キャリパーシールキットと呼ばれる部品があります。
そこにはブレーキキャリパーのゴム部品が全部揃っています。

あとは追加でブレーキホースのパッキン。

そして、今回はピストンが錆びていたので新品のピストンを用意しています。


キャリパーの中をパーツクリーナーできれいに掃除して、新しいシールキットを組み込みます。

まずはシールゴム。捻れないように溝にはめる



捻れないように


続いてシールキットに同梱されてくる専用のグリスをキャリパーの内部とピストンに塗布


内部にきれいに塗りこみます。



用意した新品のピストンにもグリスを塗る


そうしたらダストブーツをキャリパーにセットします


確実に溝にはめ込みます。このダストブーツをきちんとはめないと、また内部に水が侵入して
キャリパーの引きずりを起こしたりしてしまいます。


ダストブーツをセットしたら、ブーツを広げながら中にピストンを入れていきます。

これが不器用な人だと1人ではできないらしい。僕は簡単にできますけど


ピストンを中まで完全に入れる。

この時ピストンがどうやっても入らない場合は、キャリパーのサビが完全に取りきれていないということです


続いてスライドピンのブーツなどを交換します


スライドピンを錆びていたら磨いて、同梱のグリス、または専用のグリスを塗る


ブラケットについている古いダストブーツを外す。引っ張るだけ


内部をきれいに掃除。パーツクリーナーで洗い流す


新品のブーツをつける


続いて下のスライドピン


ピンを引っこ抜く


ダストブーツも外す。そしてまた内部を清掃


スライドピンについているOリングも交換


新しいダストブーツをつけたら、スライドピンを元に戻す


準備完了



キャリパーのブリーダーのゴムも交換。


キャリパーを車体へ取り付けます


ブラケットに合体


先にキャリパーを固定します。

最後にブレーキホースを取り付けます。ワッシャーは片側のキャリパーで2枚使っています。

古いワッシャーが残っていないかを確認してからブレーキホースにセット


あとはエア抜きをして、そのあとブレーキオイルが漏れてこないかを確認して終わり。


サンバーTT2のブレーキキャリパーOHでした。


サンバーには何種類かのキャリパーが設定されているので
ご自分の車のものは適合表で確認してみてください。







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